男性同性愛者向けの出会い系アプリ『Grindr』で
偽アカウントをつくられ、
セックス目的の男性が700人以上も自宅に殺到!なりすまし被害を受けた男性が、『Grindr』を提訴するも、
専門家によれば敗訴する可能性があるという。
【WIRED.jp】 出会い系アプリでなりすまし「ホントにあった生き地獄」【英文】 Spoofed Grindr Accounts Turned One Man’s Life Into a ‘Living Hell’【被害男性のツイッター】 Matthew Herrick
【簡単なまとめ】(1)被害にあったのはマシュー・ヘリックさん(32)、NY在住で俳優兼モデル。彼自身ゲイであり、『Grindr』のユーザーでもあった。
(2)2016年10月頃から自宅に見知らぬ男が次々にやってくるようになった。
やってくる男性はみんな
セックス目的!ヘリックさんが以前投稿した画像が悪用され、『Grindr』で偽アカが作られていたのだ。
(3)職場の住所や電話番号まで拡散され、チンポ画像などが大量に送られるようになる。
スマホのGPS情報を改ざんし、位置情報がヘリックさんの自宅や職場に設定されていた。
(4)
「ナマで乱交したい」 「レ イプOK」 など、なりすまし文章はどんどん過激で悪質に!
現在までに700人以上の男性が自宅や職場にやってきて、レ イプされそうになったこともあった。
ヘリックさんは、
「生き地獄だ…」 と涙目で語る。
(5)『Grindr』に50回以上問い合わせるも、まともに対応してもらえず…。
偽アカウントの削除を何度も求め続けているが、放置されたまま!
(6)元ボーイフレンドが犯人の可能性が高いが、元カレは容疑を否定している。
(7)ヘリックさん、弁護士とともに『Grindr』を提訴!しかし…
「アプリを始めたのも、悪用の元になった画像を投稿したのも被害者自身なのだから、トラブルが起きても自己責任でしょ」というアメリカ的な法律があり、裁判で勝訴できるかどうかは不透明な状況…。
【ひどいわ!】本当に理不尽な事件ですね~…
なりすましの犯人が最も悪いのはもちろんですが、
『Grindr』の対応もあまりに酷いです。
日本でも「黄色アプリ」「赤アプリ」など、いくつかのゲイアプリが利用されていますが、たまにトラブルになっているのを見聞きします。
「画像を悪用された」
「ツイッターで悪質な噂を流された」
「リアルで会ったらプロフと全然違う人が来た」
「ストーカー被害にあった」
などなど、日本でもゲイの間で様々なトラブルが起きているようです。
ゲイに関するトラブルだと、警察や家族にはなかなか相談できず、
解決が難しくなることも多いそう。
偽アカを放置する「黄色アプリ」は特に要警戒ですが、
それ以外のSNSも十分に注意して利用したいですね~
※被害にあった Matthew Herrick さんの画像
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