大阪市でゲイの男性カップルが里親として認められ、10代の男の子を子育てしていく事になったというニュース。
ツイッターのトレンドで1位になるほど様々な意見が飛び交いましたが、【否定派】【容認派】の様々な意見や、その他の情報をまとめてみました
※後半では、台湾ドラマ
「ふたりのパパ」も紹介しています
【現状】・育児放棄や虐待などで、児 童養護施設に預けられる子供は増える一方。しかし保育園と同じく、児 童養護施設も人手不足で手一杯の状態。
・児 童養護施設などの運営には多額の税金がかかっている。
・厚生労働省:「親に代わって、社会が育てなければならない子どもは増えている。要件を満たしていれば、同性カップルなどの性的指向は関係なく、里親として認めていくべきだ」としている。
・大阪市:「愛情があり、経済的に安定していれば家族形態は関係ない」
【否定派】・気持ち悪い。なんか嫌だ。子供が気の毒。いじめられそう(←感情論)。
・日本の法律では同性婚すら認められていない。法整備や社会の受け入れが進んでいないのに、早すぎる判断ではないか。
・子供の意思に反して男性カップルを里親にされたとしたら、問題だと思う。
・ゲイのカップルはすぐに別れやすい(←偏見)。別れた時、子供はどうするの?
【容認派】・愛情を持って子育てできるなら、異性も同性も関係ないと思う。とても画期的な判断だ。
・欧米では同性カップルの子育ては当たり前になっている。日本も新しい価値観を受け入れるべき。
・児 童養護施設は人手不足で手一杯の状態。「里親」を幅広く認め、温かい家庭で育てていく方が良い。
・男2人だと収入もあるし、習い事やスポーツ、大学までの学費など、子供はお金の心配なく育っていけるはず。母子家庭よりよっぽど恵まれているのでは?
・親の身勝手な離婚による片親・母子家庭は容認されているのに、ペアで子育てすることの何がいけないの?
・「ゲイに育てられる子供が可哀想」 → そういう偏見こそがいじめを生むのでは?
・自分は子供の頃、親に虐待された。優しいゲイのカップルに引き取られていたら、どんなに幸せだっただろう。
【里親認定された男性のコメント】里親制度というのは、「子どもを育む役割を引き受ける」ものです。「子どもがほしい」大人のための制度ではなく、子どものために「育つ家庭」を用意する、子ども中心の制度です。多くの大人が、家庭を必要とする子どものために、「育てる役割」の担い手になることに、関心を持ってもらえたら、と思います。【毎日】「育てる役割」担い手に関心を…男性コメント【産経】「里親が性的少数者かどうかは関係ない」「これがニュースにならないのが本来の姿」吉村大阪市長 男性カップル里親認定で【NHK】同性カップルを「養育里親」に認定 大阪市【Twitter】対象児 童は約5万人 日本の里親の実情と里親委託ガイドライン
【台湾ドラマ】 「ふたりのパパ」弁護士のシャンシーと生花店を営むジェンホワ。8年前、元恋人から「どちらが父親か分からないけど、赤ちゃんをよろしく」という手紙を渡された2人は、一緒に赤ん坊を育てることにする。
【日本語公式サイト】「ふたりのパパ」【台湾ドラマ】 「兩個爸爸 / Two Fathers」 (Wiki)
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